年初からやっていたGoogle Cloudの3段階資格取得について、先日3冠することができました!総学習期間としては2ヶ月半程度で取得ができたと思いますので、前提がマッチする方は是非参考にしてみてください!
- 筆者のスキルレベルについて
- 取得までのタイムスケジュール
- Cloud Digital Leader
- Associate Cloud Engineer
- Professional Cloud Architect
- 総論
筆者のスキルレベルについて
前提となるスキルは以下のようなものです。
- エンジニア・ITコンサル的なことを6年程度
- クラウドは時々触るが、利用は1年程度(?)、設計は1ヶ月程度
- Google Cloudの利用経験はゼロでした
- クラウド系の資格はAWS, IBM Cloudでそれぞれ初級水準のものを保有
取得までのタイムスケジュール
- 1月上旬 - 下旬: Cloud Digital Leader
- 2月: Associate Cloud Engineer
- 5月上旬, 6月中旬: Professional Cloud Architect
Cloud Digital Leader
概要
認定資格名:Cloud Digital Leader
試験時間:90分
出題数:50 - 60問
レベル:Google Cloud の実務経験は必要ありません
合格ライン:???(7割くらい?)
試験料:$99(為替150円/1ドル → 14,850円)
学習期間
約2-3週間程度でした。
対策
- Google公式提供の模擬試験
- 上記のサイトから飛べますが、20問程度で雰囲気を掴み、要領を確認しました。
- Google Cloud Skills Boost - Cloud Digital Leader Learning Path
- フリートライアルの期間を活用してみっちりやりました!
- Udemy - Cloud Digital Leader 模擬試験問題集
- いくつかありますがこちらを2,3個受験しました。会社の福利の恩恵により、無料で受けることができました
感想
クラウド技術を用いた一般的なユースケースや活用法などについてが主な内容で、公式サイトにもあるように実務経験は不要でした。
対策についても、Google Cloud Skills Boostをベースに学習することで短期間に学習を収めることができ、Udemyの模擬問題で失敗したところを復習することで完結しました。
個人的には9割取れた自信があったので、クラウドの基礎がある方であれば、Google Cloud固有のドメイン知識を覚えるだけでもっと早く合格ができる印象です。
Associate Cloud Engineer
概要
認定資格名:Associate Cloud Engineer
試験時間:120分
出題数:50 - 60問
レベル:Google Cloud での構築経験が 6 か月以上を推奨
合格ライン:???(7割くらい?)
試験料:$125(為替150円/1ドル → 18,750円)
※ 前回合格時にもらったクーポンで記載額の半額で受験できました!
学習期間
1ヶ月かかりました。最初の3週間でGoogle Cloud Skills BoostのLearinng Pathをみっちりやり、その後の1週間で過去問+復習を徹底する方針で固めました。
対策
- Google公式提供の模擬試験
- 過去のもの同様、まずここで要領を経てから学習に望みました
- Google Cloud Skills Boost - Cloud Associate Engineer Learning Path
- 1ヶ月かかりましたが、ハンズオン含めてしっかり完了させました
- Udemy - Associate Cloud Engineer 模擬試験問題集
- これは全回分を3回受験し、全ての内容を十分に復習するようにしました
感想
Google Cloudが提供する各サービスについて、その特徴や利用方法・活用ケースなど、幅広い面で知識が問われた記憶があります。1ヶ月の中でまずはLearning Pathの完了に集中し、その後は模擬試験をベースに欠けている分野を埋めていきました。後述しますが、ここでの重点的なケアのおかげもあり、Professional Cloud Architectは期間が空いたのにも関わらず、楽に取ることができました。
Professional Cloud Architect
概要
認定資格名:Professional Cloud Architect
試験時間:120分
出題数:50 - 60問
レベル:業界での職務経験が 3 年以上、Google Cloud の使用経験が 1 年以上を推奨
合格ライン:???(7割くらい?)
試験料:$200(為替150円/1ドル → 30,000円)
学習期間
実際にかかった時間で言うと、1週間強程度でした。(理由は後述)
対策
- Google公式提供の模擬試験
- 過去のもの同様、まずここで要領を経てから学習に望みました
- Google Cloud Skills Boost - Professional Cloud Architect Learning Path
- Path内のいくつかのコースはCloud Associate Engineerで取得済だったため、一部のコースのみ受講しました(3コース程度)
感想
1,2月にCDL, ACEを取得後、色々あり時間が経ち5月頭に準備、また期間が空いた後6月中旬に受験しました。2回ほど受験日を変えたのですが、その後変更を忘れて6月中旬に受けましたが、理解が定着していたのか問題をしっかり解いていくことができ、無事合格しました。
一番対策として聞いたのは、Cloud Associate Engineerの際に行った勉強だと今になって思います。各サービスの特徴は特にサービス選定やユースケースの際の判断基軸に直結するため、問題文を読んでも適切なサービスの選択につながり結果として正答が増えていったのかなと思います。Cloud Skills Boostで学習したコースも、製品特徴のおさらいが特に効いた気がします。
総論
クラウドの知識がある方にとっては、登りやすい山なのかなと感じました。今回あげた教材、特にClous Skills Boostはサブスクリプションだと少しお高いですが、実際にGoogle Cloudを触れるハンズオンもあるので、体型的に実務経験に近い体験をしながら学習でき、短期間で集中して利用すれば得られるメリットは十分あると思います。あとは公式の模擬試験やUdemyなどの模擬試験を活用して復習をすることで、十二分に合格する可能性を上げられます。是非、皆さんもGoogle Cloudの山を登ってみてください!